クラミジアはトリコモナスやカンジダ、梅毒などと違い症状に気づきにくい性病です。
自然治癒することもあるとされますが、証明されたわけではありません。他の病気を治すために服用していた抗生物質によって自然治癒した可能性もあります。
トリコモナスやカンジダ、梅毒などの性病は症状がはっきりしています。
しかしクラミジアは感染しても約半数の人たちに自覚症状がありません。病院へ行くのを恥ずかしいと感じる人も多く、治療が遅れることもあります。

クラミジアは男性も女性も感染する性病です。パートナーがクラミジアに感染している場合には、1回の性行為でも約50%の確率で感染します。
予防するには禁欲が最も効果的です。また性行為を不特定多数と行なうのを避け、信頼できる特定のパートナーと行なう必要があります。
コンドームを使用すれば一定の予防効果を期待できます。しかし100%防げるわけではありません。
性器の接触だけでなく、口との接触でもクラミジアは感染します。

性器クラミジア感染症は真性細菌であるクラミジア・トラコマチスの一種が原因となって起こります。
男性のクラミジアは女性の場合と違い潜伏期間が短いのが特徴です。
細菌が感染してた当日から1周間が潜伏期間とされます。女性の潜伏期間は2週間前後です。
男性は細菌の感染を原因としてまず尿道炎が起こります。尿道炎になると排尿時に刺激症状が見られます。
膿の量は少なく、ほとんどない場合もあります。また膿は透明から乳白色まであり、粘り気が少ないのが特徴です。

1週間以上クラミジアを放置すると尿道の奥に移動し、前立腺に感染すると炎症が起こります。
前立腺にはあまり痛みを感じる神経がありません。そのため自覚症状がないまま症状が進行することがあります。
前立腺炎を放置すると、今度は副睾丸が炎症を起こします。副睾丸炎になると睾丸から鼠蹊部に高熱や激痛が伴います。
左右両方の副睾丸が炎症を起こすと不妊症になる可能性が存在するので、病院で診察を受ける必要があります。

男性と女性の性病の違い

クラミジアやトリコモナス、カンジダ、梅毒は男性も女性も感染することがある性病です。
ただしトリコモナスやカンジダは女性の方が感染しやすいという特徴があります。
パートナーがクラミジアに感染している場合、男性も女性も高い確率で感染します。
男性がクラミジアに感染した場合の初期自覚症状としては排尿痛や尿道違和感、尿の灼熱感を挙げることができます。
しかし初期の自覚症状がない場合もあります。
男性がクラミジアに感染すると、副睾丸が炎症を起こし不妊症になる可能性が存在します。

クラミジアの原因は真性細菌であるクラミジア・トラコマチスの一種が感染することです。
男性が感染した場合には、なるべく早い時期に治療を行なうことで重症化を防ぐことができます。
尿道炎の段階であれば治療は容易です。しかし前立腺炎が起こると治療が長引くようになります。
前立腺はあまり痛みを感じないないた、自覚症状がなく症状を進行させてしまいます。
しかし前立腺の周囲では皮膚の神経が異常を知らせようとします。そのため日によって症状が変化するという特徴があります。

クラミジアにより前立腺が炎症を起こした場合には様々な症状が見られます。
特に会陰部や下腹部、鼠蹊部、内ももなどで鈍い痛みを感じる場合があります。
前立腺炎を放置すると、さらに副睾丸が炎症を起こします。両方の副睾丸が炎症を起こすと不妊症になる場合があります。
ただし男性が不妊症になる場合は稀です。
性器クラミジア感染症は症状に気づきにくい性病ですが、男性よりも女性の方が気づきにくいという特徴があります。

クラミジアによって男性が不妊症になる事例は稀です。
しかし女性の場合には不妊症や流産、生理痛など重大な身体的影響を受ける可能性が存在します。
男性も女性も治療には2週間から数か月かかります。
クラミジアに感染した場合には、なるべく早く病院で診察を受ける必要があります。